みなさんこんにちは。
武漢シスプロの興津(おきつ)です。
中国の国慶節が明けました。
例年、武漢の国慶節は、武漢の実家へ帰ってくる人より、武漢から地方の実家へ帰る人の方が多く、通常より人が少なくなります。しかし、今年の武漢の国慶節は異例でした。
中国各地から観光客が武漢へ来られ、武漢のシンボルである「黄鶴楼」や長江河川公園「長江江灘」、「湖北博物館」、食の観光地である「戸部巷」など観光地は多くの人で賑わいました。
コロナウイルスによる都市封鎖から復活した武漢を見たい、応援したいという人々がたくさん来られました。
また、政府政策で武漢の観光地が入場料無料となっていることも原因の一つかもしれません。
武漢は今、コロナウイルスの問題もなくなり、生活は封鎖前の普通の状態に戻っています。
以前と違うことは、半数ほどの人々がまだマスクをしているということぐらいです。
大人数での会食やイベントも普通に行われておりレストランやバーなども忙しい状況です。
日本企業も自動車産業の回復により製造業各社大変忙しい状況で、イオンモールも多くの買い物客で混雑しています。
武漢は今、世界で一番安全ではないかと感じます。
ただ外国人について、日本人を含む外国人駐在員はほぼ戻っておりますが、外国人留学生、大学などの外籍講師がまだ戻ってきておらず、外国からの入国者は2週間の隔離政策が続いているため、短期出張者はほとんどなく外国人の姿はまだまだ少ない状況です。
武漢の主要産業である、自動車産業、電子産業は今後も拡大が見込まれており、新規進出されたいという日本企業も多いので、日中政府の早期合意により出張者の往来が自由にできるようなるよう期待しています。