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武漢市東湖高新技術開発区を「資本特区」に育成-湖北省武漢市
【2011/6/28 サーチナニュース】
湖北省武漢市政府は24日、武漢資本市場建設工作会議上で、武漢東湖新技術開発区を「資本特区」とする方針を明らかにした。特区では、科学技術と金融を結び付け、金融のイノベーションを推進する。27日付中国証券報が伝えた。
武漢市政府が同日発表した「資本特区」新設に関する一連の通達によると、東湖開発区に入区する金融機関、金融仲介サービス機関に対して市政府は、奨励金、不動産購入・賃貸補助、企業・個人への税金の還付、人材の招へい、上場、環境改善など優遇政策を用意する。
武漢市金融弁公室関係者によると、今回発表した優遇政策は、他の省市に比べて最も手厚い。これまでの同様の政策に比べ、奨励金の最高限度額は1000万元から2000万元に増額、支給も3年から5年に延長された。また、会計士事務所や法律事務所なども対象に含めた。
唐良智市長によると、証券市場に「武漢銘柄」を確立するため、企業上場推進にも尽力する。企業上場数を毎年20%増やし、2015年までに上場企業130社、上場準備企業200社の実現を目指す。また、「華南理工大学系」のほか、「武漢大学系」「武漢理工大学系」「中国地質大学系」「華南農業大学系」など大学系上場企業を育成する。(編集担当:浅野和孝)