中国・湖北省、米ＧＭの工場建設計画承認へ-投資額は約865億円（新着情報） | 中国（武漢市）へ企業の進出を支援

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2月10日（ブルームバーグ）：自動車メーカー最大手、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が中国・湖北省に70億元（約865億円）を投じて工場を建設する計画は承認される見通しだ。同省が発表した。

湖北省環境保護局のウェブサイトによると、ＧＭと上海汽車集団（ＳＡＩＣモーター）の合弁が操業することになる同工場は省都・武漢に建設され、年間生産能力は30万台となる。上海ＧＭの広報担当、ジェリー・マ氏は、同社は現在の生産能力に満足しており、武漢に新工場を建設する決定をまだ下していないと語った。　

中国民族証券のアナリスト、カオ・ヘ氏（北京在勤）は「ＧＭは生産能力に余裕がない状況で操業しているので、その能力を拡大できれば競争力を一段と高められる」と述べ、「中国中央部に拠点を得ることで、ＧＭは顧客により近づき物流コストを引き下げることができる」と指摘した。

ＧＭの中国での製造拠点は、東部の山東省、南部の広西チワン族自治区、北東の瀋陽市、上海市にある。